INTERVIEW

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シーサー株式会社
相澤 拓郎 様

広告枠の単価調整や配信比率での運用といった、広告マネタイズの最適化がadstir 1つで実現できました。

御社のご運営メディアについて教えて頂けますでしょうか。

 現在、メインで運営しているメディアは4つあります。まずは「Seesaa ブログ」です。日本国内のブログサービスですと、ベスト5には入る規模のブログサービスです。芸能ニュース・韓流ドラマなどのエンタメ系のブログが多いので、女性ユーザーが多いのが特徴です。また「したらば掲示板」と「Seesaa Wiki(ウィキ)」というメディアも運営しています。「したらば掲示板」は2ちゃんねる型のスレッド構造になっており、スポーツ・ゲームなどの多種多様な掲示板があるメディアです。「Seesaa Wiki」はスマートフォンアプリゲーム・コンシューマーゲームを中心としたゲーム関連のWikiが豊富なメディアです。そして現在、弊社として注力しているメディアは「Boom App Games」です。元々はスマートフォンアプリゲームのレビューやニュースを提供するサイトなのですが、最近はレビュー記事だけではなく、YouTube のチャンネルを運営したり、スマートフォンアプリゲームの攻略サイトの製作・運営も行っています。

adstir を導入した理由をお聞かせ頂けますでしょうか。

 adstir の導入以前は他の事業者のアドサーバーを利用していたのですが、広告運用の最適化を踏まえた上で、2011年頃にadstir を導入することを決めました。それ以降、adstir をメインのSSPとして利用しています。弊社が運用しているようなCGM系のメディアはGoogle AdSense を使ってマネタイズすることが難しいため、adstir 含め15社以上の事業者と日々配信調整しています。adstir をメインのアドサーバーとして利用することで、adstir のトレーダーによる単価調整や配信比率での調整など決め細やかな運用が出来るので、非常に助かっています。収益の自動最適化をベースに配信量調整をする事業者もいますが、必ずしも自動最適化によって収益が上がるとは考えておらず、手動での配信比率調整の方が収益的な機会損失が少ないと考えています。

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御社のadstir の利用方法を教えて頂けますでしょうか。

 現在、スマートフォンの広告在庫が約20億インプレッションあるのですが、そのほとんどをadstir を通じて運用しています。その運用方法としては、adstir のリクエスト数を基準として、他の事業者のCPMを判断し、配信比率を調整しています。その点、adstir は管理画面上でリクエストベースのCPMを表示してくれるため、他の事業者との乖離率が見やすく、そして乖離率が少ないので助かっています。事業者によっては、インプレッションベース・ビューアブルベースなど様々な基準があるため、一律にリクエストベースでのCPMで運用することで、乖離率を考慮した運用を心がけています。どの事業者でも10~20%の乖離率が出るので、管理画面上のCPMに惑わされないように注意しています。

adstir の運用に対する印象をお聞かせ頂けますでしょうか。

 自社メディア以外にも、2016年9月から「So-net ブログ」のマネタイズも弊社で実施しており、そちらでもadstir をメインで利用しています。弊社がマネタイズを行う前は、複数の事業者を利用していたそうなのですが、弊社に変わりadstir をメインで運用したところ、RTB(Real Time Bidding)の収益性が非常に高く、またadstir の運用担当者による案件調整もあって、adstir を導入する以前の収益から約30~40%ほど収益が向上しました。

今後のadstir へのご要望をお聞かせ下さい。

 引き続き、adstir 特有の柔軟性を失わずに、更に利便性の高いサービスになって頂けることを期待しています。

この度は、誠にありがとうございました。